市販のドッグフードに含まれている添加物

ドッグフードを購入するとき添加物を気にする飼い主も多いのではないでしょうか。
添加物と聞けばとても悪いもののように感じるかもしれませんが、厳密に言えば栄養のバランスを整えるために使われているビタミン類、ミネラル類、アミノ酸類なども添加物に含まれます。
天然素材から作られている物もあるので、それらは安心ですね。

私たちが気にかけている添加物は「化学合成物質」のことです。
例えば、酸化防止剤や保存料はほとんどのドッグフードに使われています。
それらが使用されているからこそ長く保管することができますし、傷むこともありません。

しかし、化学合成物質であることには違いがなく、どうしても健康への影響が気になるところでもあります。

増粘安定剤や着色料等も有名な添加物です。
香料も自然由来でなければ化学合成物質です。

日本の法律では厳密にドッグフードに対する規制がないため、心配だと思う飼い主も多いかもしれませんが、実際には一定の安全基準を満たしているものばかりなのであまり心配しなくても良いでしょう
。
しかし、犬に与えるのに制限のある添加物もあります。
「プロピレングリコール」「エトキシキン」「亜硝酸ナトリウム」「セレン化合物」等です。

保湿作用、制菌作用、酸化防止剤、保存料、着色料等が該当するのですが、大量に与えてはいけないものということで気になりますよね。
名前を覚えておけば、ドッグフードを購入するときパッケージで確認することができます。
「BHA」や「BHT」も気になる添加物としてあげられることが多いです。

添加物が気になるならば、無添加のドッグフードを購入するという手もあります。
また、ドッグフードを作ってあげるという方法もあります。
毎日手づくりのドッグフードを与えるのが大変な場合は、市販のドッグフードと混ぜながら与えると飼い主も無理なくワンちゃんに御馳走をあげることができるでしょう。

犬は自分で体調管理ができません。
だからこそ飼い主が責任を持って知識を身に着け、愛情を持って愛犬を守らなければならないのです。