? 犬にはドッグフード

犬にはドッグフード

昔は、犬に人間のご飯をあげていた家庭も多かったです。
犬にわざわざ作ってあげるのではなく、家族の晩ご飯の残りをあげる、そんなスタイルが当たり前でした。
しかし、それでは犬の体によくありません。

人間と犬は全く別の生き物です。
なので当然ながら、全く別の栄養素を必要としているのです。
犬には、ドッグフードが必要なのです。

昔の犬と現在の犬の寿命を比べると、現在のほうがかなり寿命が延びていることがわかります。
動物の医療が進んだのももちろんその理由の一つではありますが、ドッグフードをあげる家庭が増えている、これも大きな要因の一つであることは間違いありません。
ドッグフードは、一般食と総合栄養食の2種類あります。

ドライフードは総合栄養食で、それを与えているだけで必要な栄養を摂取することができる優れた犬用の食べ物です。
ですので、総合栄養食のドッグフードが欲しい場合は、パッケージにその旨が記載されているか確認しましょう。
ペットフード公正取引協議会で決められた基準を満たしていなければ、総合栄養食と記載することはできません。

犬の種類や、年齢によって与えなければならないドッグフードは変わってくるので、その辺も注意しなければなりません。
ドライフードには、幼犬用、成犬用、老犬用等を年齢別にわかれているものが多いです。
赤ちゃんの頃はしっかりの栄養が必要なのでドッグフードのカロリーも高いです。

老犬用のものは逆に、運動エネルギーが少なくなるのでカロリーは低いです。
老犬に赤ちゃん用のドッグフードを与えては体に悪いですし、逆もしかりです。
太っている犬にはメタボ対策のドッグフードを与えましょう。

このような病気予防のものも多いです。
ドライフードばかり与えていては、犬が食べなくなってしまうようなこともあります。
口が悪いとドライフードが食べにくくなってしまうこともありますよね。
そういう場合は、ウェットタイプのドッグフードを与えると良いでしょう。
栄養が少ないので、ドライフードを水で柔らかくした上で、ウェットタイプとまぜるのも良いです。